007/カジノ・ロワイヤル

ダニエル・クレイグ主演で大幅にイメチェンを計り、新たにはじまった007、「カジノ・ロワイヤル」を観た。
http://www.sonypictures.jp/movies/casinoroyale/
時間が余って今観に行くなら僕はこれを勧める(娯楽映画として)オススメ。
内容としては超映画批評に書いてあることが僕の感想にかなり一致している。
http://movie.maeda-y.com/movie/00840.htm
僕はもともと007のファンなので贔屓目にみているかと懸念していたが、相方*1もかなり気に入っていたようなのでファンにも一般受けにも良いと思う。ただQは出てこないし、所謂ビックリドッキリメカも出てこないのでああいう感じがなきゃだめというファンにはあれかも。
原作は未読だが、記憶によればカードゲームとはバカラの事だったように思う。映画の中ではバカラではなくフロップ・ポーカー(テキサス・ホールデム)が行われていた。ルールが一般的に認知されているからだろうか。
今回のボンドは本当に良く走る。ピアース・ブロスナンのキザなボンドと比べて、残酷なスパイであり、それでいて超人じみていないボンドはカッコ良い。前田有一さんが書いているとおり、冒頭の追跡シーンは鳥肌もの。映画館で観る価値がある。最後もファンを納得させる終わりかたで良かった。

*1:むりやり観させた「ワールド・イズ・ノット・イナフ」に対して、「セットがちゃっちい。オースティン・パワーズって案外忠実なパロディだったんだね」というコメントを返した人。