デッド・ゾーン

スティーヴン・キング原作、デヴィッド・クローネンバーグ監督作の「デッド・ゾーン」を観た。まだ今のようなアクの強さのないクリストファー・ウォーケンがとても良い演技をみせている。
キングらしく、非常に単純なプロットをとても奥の深い、面白い作品に仕上げている。
最近ではドラマ化されたらしいが、アメリカのドラマは長すぎて観る気がしない。

いろいろ考えるところがあったが原作を読んでから書く。僕の思ったことはそのラストに関することで、それは原作でも同じらしいので問題ないのだが。
英語版Wikipediaによれば、ピーター・フルコスから着想を得ているのではないかとのことだった。確かにサイコメトリーを持ち、連続殺人の解決に尽力する*1という点において共通している。
さらに「クージョ」と「デット・ゾーン」との関わりについて書いてあった。

Cujo makes specific references to The Dead Zone. The two books take place in Castle Rock. Bannerman reappears as sheriff, and is killed by Cujo. Johnny is mentioned by name several times. Frank Dodd has now become the town's bogeyman. Dodd's mother has died and house left abandoned. Dodd apparently haunts the young boy, Tad, and possibly possesses the dog, Cujo.
http://en.wikipedia.org/wiki/The_Dead_Zone_(novel)

それ以外にもいろいろな話との関連について書いてあって面白い。確かに「スタンド・バイ・ミー」でもクージョらしき話が話題に上っていたのは覚えている。

*1:フルコスの場合は必ずしも成功したとは言えないが。