文庫本の文字サイズ

先日結局買わなかったが、古本屋でディックの文庫「スキャナー・ダークリー」を眺めた。
思ったよりもずっしりと厚くて、こんなに厚かったかな?と思いながら中を見ていた。後でサンリオSF文庫*1版「暗闇のスキャナー」を見ると結構薄い。比較してわかることは単純で、文字サイズがずっと大きくなっている。この傾向はSFの文庫では結構はっきりしていて、同じハヤカワでも最近出版されるものは古いものに比べてずっと文字が大きい。僕にはまだ老眼がきていないので、軽い小さい文字の方が好ましい。

*1:絶版なのでちょっとお高い。