レギオン
ガメラじゃなくてすみません。藤澤勇希さんの「レギオン 1, 2」を読んだ。
- 作者: 藤澤勇希
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2008/03/19
- メディア: コミック
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僕は「BMネクタール」を読んで以来、藤澤さんのパニックものが好きなので、これも楽しみながら(?)読めた。
スティーブン・キングで言えば「地下室の悪夢」のような話。こちらは普通の鼠だが。地球温暖化により街にあふれだした雑食鼠たちが人間を餌とみなすようになり、というような内容。2巻では鼠以外のものまでもが。ウヘヘ。見所はBM同様、人間の喰われっぷりというか、弱小っぷりです。
ってか、冷静に考えると最初の小学校でのエピソードは酷いなw
藤澤さんは相変わらず容赦ない。まあアホは確実に喰われるのでカタルシスはある*2が。
とはいえ、まだ主人公の少年とか先生のキャラクタが充分に活かされているとはいえないのでこれからが楽しみ。「エレル」とか「メトロ・サヴァイブ」とか、BM以外の藤澤さん作品は短命なので「レギオン」には是非がんばっていただきたい。