ラーゼフォン その2

ラーゼフォンを全編見終わった。いろいろと展開は予想通りであった。この結末はいわゆる反則にあたるオチなわけだが、それを払拭するだけのカタルシスは得られなかった(しかも、どのオチにも数話前あたりで十分気がついてしまう)。
映画版「ラーゼフォン 多元変奏曲」のWikipediaのページに、

この作品では、再編集にあたって設定・ストーリーの大幅な削除・改変が見られる。例えば、(中略)
この結果、人間関係の大幅な整理に成功。物語全体が『綾人と遙のラブストーリー』として一本化された。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ラーゼフォン_多元変奏曲

とあるが、実際その方が良かろうと思う。いろいろと話を膨らませすぎて、どれも中途半端な印象を受けた。多面的にしないとTVシリーズ(全26+1話)では話がもたないのかな。