タオのプーさん

前々から積読(つんど)かれていた「タオのプーさん」を読んだ。

タオのプーさん

タオのプーさん

タオ(道)とか禅について書き出すと、結局一文字も書かないのが一番すっきりだ、と僕は思ってしまうので困る。この「タオのプーさん」はなんかちょっと説教くさくてあまり気に入らなかった。タオイストたらんとしている気がする。鈴木大拙さんの方がよっぽど説教くさいぞ、などと言われると困ってしまうのだけれど。
ただ、プーさんに無理やりこじつけた感はなかった。「くまのプーさん」が読みたくなる一冊ではある。
ところで、プーさんはおっさんくさい、と相方が言っていて、笑った。ちなみに妹さんは、キングダムハーツ(だったかな?)におけるこのクマのあまりのわがままぶりと使えなさに、嫌いになったそうな。