SFマガジン2005年10月号

ロボットSF特集2005。図書館で借りて読んだ。目当てはもちろん神林長平超ロング・インタビュウ(波状言論におけるインタビュウのうち8割の再録)です。ちなみに「デカルトの密室」関連で瀬名秀明さんのインタビュウも載っています。

だから極端なことを言ってしまえば、僕にとっては作品がすべてで、このようなインタビュウは意味がないと思っているんです。(中略)けれど、僕という作家にとって、言いたいことは、作品にすべて表現されていると思っています。
神林長平超ロング・インタビュウ「猶予のセカイを超えて」(SFマガジン2005年10月号)

それを言っちゃあ、おしめぇよ(笑)でも面白かったです。インタビュアである東浩紀さんの質問は面倒くさかった(文章の意味がよくわからないことが多い)けど。これ読んで神林さんにまた惚れました。

http://www.hajou.org/hajou/

それとジェフリー・ランディスの「工学プロジェクトの規則」*1はまとまっていて面白かった。ロボットは全然関係ないと思うけれど。

ジェフリーの工学の法則
7. 真の前進は革命revolutionではなく漸進的変化evolutionによってなしとげられる。
ジェフリー・ランディス「工学プロジェクトの規則」(SFマガジン2005年10月号)

http://www.google.co.jp/search?q=はじめからやり直したい症候群
http://www.hyuki.com/kokoro/#hajime

*1:Landis, G.A., Rules of Engineering Projects, Analog, April 2004.