ジュラシック・パーク3と雷のような音

テレビでやっていたのでぼーっとジュラシック・パーク3を観た。マルコム博士がネタにされていたのと時計わに?って感じのスピノサウルスが面白かった。ストーリーとかはまああれだ、気にするな。

ところで、なんとなくサウンド・オブ・サンダーなる映画について発見してみていたら原作がレイ・ブラッドベリとあるではありませんか。こんな小説書いていたのか?と思い、見てみると短編である「雷のような音」*1のことであった。
短編集「太陽の黄金の林檎」に収録とあったのでひっぱり出して読んでみた。クソ映画であることが確定した。正確に言い直すと、原作とは名ばかりであることが判明した。ブラッドベリの短編を原作という時点で気がつくべきでした。短いので立ち読めばわかる。

太陽の黄金の林檎 (ハヤカワ文庫NV)

太陽の黄金の林檎 (ハヤカワ文庫NV)

*1:「ウは宇宙船のウ("R is for Ricochet"。タイトルからしブラッドベリの作風が滲み出ている気もする。)」にも収録されているらしいが、こちらの大西尹明さんの訳では「雷のとどろくような声」とある。でも間違いなく"音"の方がよかろう。