日本史鑑定 宗教篇

日本史鑑定 宗教篇 (徳間文庫)

日本史鑑定 宗教篇 (徳間文庫)

明石散人さんと真言密教最福寺の池口恵観法主の対談。ビリビリくるね。僕は受け入れたく無いけれど、宗教かく在るべしというところを語っているなあと思うところが多かった。
仏像(京都や奈良の寺院)に関する論議は同感。広隆寺弥勒菩薩半跏思惟像は写真で見たときに本当に美しいなあと思ったけれど、実際に「展示」されている様子を見て少しがっかりした。これがかつてのように金箔で覆われていて、写真などでも見たことの無いままに触れることがあったら、しかもそういう場が正しく用意されていたらと思う。